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ClickThereItIs! - What's this?

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2003/11/20:作成

it was machintosh extensionTOP

1993年ごろにMacintosh(PowerMacintosh7200/90:漢字Talk7.5-)を使っていました。Macintoshには「機能拡張」というのがあって、システムの動作を変更することができました。多分WindowsでのDLLに近いような気はしますが、もっとシステムの動作を簡単に変えられるようなものだったと思います。

使い方としては、「機能拡張フォルダ」に「*****機能拡張」というファイルを1つ(あるいは複数)放り込んで再起動するだけです。問題があればShiftキーか何かを押しながら(Windowsでのセーフモード?)起動すると全てのかほとんどのかは忘れましたが、「機能拡張ファイル」を読み飛ばして起動するので、それで起動できたら問題のありそうな「機能拡張ファイル」を手動でフォルダ外に出すだけ、みたいな扱いとしてはフォント並みのものです。

ただ、どこで読んだかは忘れましたが、システムのある処理を行っている部分を丸ごと「機能拡張」の提供する処理に置き換える、という感じで、それゆえ、バージョンが古いとか同じような機能を持つ別の「機能拡張」を同時に使用すると起動すらしなくなるみたいな、そういうものだったと思います。

で、本題ですが、そんな「機能拡張」の1つに「ClickHereItIs!」というのがありました。ひょっとしたら「ClickThereItIs!」だったかもしれないし「ClickHereItIs」かもしれません。ここでは「ClickHereItIs!」ということにして話をします。

通常、ファイル選択を行う場合、ダイアログが開き、ダイアログのリストビュー(Macintoshでどう呼ぶのかは知りませんが...)や履歴やボタンや何やかやを利用して目的のファイルに辿り着きます。ところが、この「ClickHereItIs」を追加するとその操作が劇的に(?)楽になります。

言葉で説明するのは非常にめんどくさいのですが、ダイアログの背後に見えているエクスプローラで開いているウィンドウがありますよね?Macintoshではエクスプローラではなく「Finder」と呼びますが、どっちにしろフォルダを開いたウィンドウがあります。少なくともデスクトップがあります。で、ダイアログがてっぺんにあるのは間違いないのですが、ダイアログ以外の場所をクリックすると、たとえば「C:\Program Files\」を開いているウィンドウがあったとして、それをクリックすると、普通なら「ブビ」と警告音が鳴るだけですが、そうではなく、ダイアログの示している場所が「C:\Program Files\」に変更されるのです。

わかりますか?

もう1つだけ例をあげます。普段インターネットをしていて面白そうなフリーソフトなんかを見つけたときにダウンロードしようとすると、たいていは使っているブラウザが何かの拍子に覚えこんだフォルダか、果てしなく深いプロファイルフォルダ(Windows2000を使ってますんで)なんかが初期フォルダとして開きます。

どうせちょっと試して捨てることがほとんどなのでデスクトップに置きたくなります。ところが初期フォルダはあらぬところです。いつも邪魔くせーと思いながら階層をあがるボタンを連打してデスクトップに辿り着くのですが、「ClickHereItIs」さえあれば大丈夫。ダイアログが開いたら、ちょっとデスクトップをクリックするだけでダイアログがデスクトップを示すようになります。

というわけで、クリッカブルマップを使って少しだけ再現してみたいと思います。

Dialog Life with ClickHereItIs!

わかっていただけました?便利そうですね。つくりたいですね。でも誰かが作ってても使わないような気がします。自分で作りたいんです。技術もないくせに。とまあそのあたりが「無謀」な理由ですが。

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