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Microsoft Windows レジストリの説明

文書番号:256986
最終更新日:2005年10月19日
リビジョン:8.0
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP256986
目次

概要

この資料では、レジストリについて説明します。この資料にはレジストリの編集方法に関する情報や、関連情報の参照先の一覧も掲載されています。

詳細

レジストリの説明

『Microsoft Computer Dictionary』第 5 版で、レジストリは次のように定義されています。
Microsoft Windows 9x、Windows CE、Windows NT、および Windows 2000 で使用される中央階層型データベースで、1 人または複数のユーザー、アプリケーションおよびハードウェア装置を構成するのに必要なシステム情報を格納するために使用されます。

レジストリには、Windows が実行中に絶えず参照する情報 (各ユーザーに関するプロファイル、コンピュータにインストールされているアプリケーションおよび各アプリケーションで作成可能なドキュメントの種類、フォルダおよびアプリケーション アイコンについてのプロパティ シート設定、システム上に存在するハードウェアの種類、および使用中のポート、など) が格納されます。

レジストリは、Windows 3.x および MS-DOS 構成ファイル (Autoexec.bat や Config.sys など) で使用されるテキスト ベースの .ini ファイルのほとんどを置き換えるものです。レジストリは複数の Windows オペレーティング システムで共通ですが、それらの間には、いくつかの違いがあります。
レジストリ データはバイナリ ファイルに保存されます。

レジストリの編集に関する情報

マイクロソフトでは、レジストリを編集する場合、マイクロソフトのドキュメントに記載されている手順のみを実行することをお勧めします。レジストリは可能な限り直接編集せず、Windows ユーザー インターフェイスを使用して編集してください。

レジストリは、レジストリ エディタ (Regedit.exe または Regedt32.exe) を使用して編集できます。レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要です。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。 Regedit.exe と Regedt32.exe の相違点に関する情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
141377 (http://support.microsoft.com/kb/141377/) Regedit.exe と Regedt32.exe の相違点
レジストリを変更する前に、必ずレジストリをバックアップし、問題が発生した場合にレジストリを復元する方法について理解しておいてください。 レジストリのバックアップと復元の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
322756 (http://support.microsoft.com/kb/322756/) Windows XP および Windows Server 2003 でレジストリをバックアップ、編集および復元する方法
322755 (http://support.microsoft.com/kb/322755/) Windows 2000 でレジストリをバックアップ、編集、および復元する方法
323170 (http://support.microsoft.com/kb/323170/) [HOWTO] Windows NT 4.0 コンピュータでレジストリをバックアップ、編集、または復元する方法
322754 (http://support.microsoft.com/kb/322754/) [HOW TO] Windows 95、Windows 98、および Windows Me でレジストリをバックアップ、編集、および復元する方法
レジストリ データを変更するには、次の MSDN Web サイトで定義されているレジストリ関数が、プログラムで使用されている必要があります。
http://msdn.microsoft.com/library/ja/jpsysinf/html/Toppage_Registry.asp (http://msdn.microsoft.com/library/ja/jpsysinf/html/Toppage_Registry.asp)
管理者は、レジストリ エディタ (Regedit.exe または Regedt32.exe)、グループ ポリシー、システム ポリシー、レジストリ (.reg) ファイルを使用するか、スクリプト (VisualBasic スクリプト ファイルなど) を実行することによりレジストリを変更できます。

: 64 ビット版の Windows XP および Windows Server 2003 では、レジストリが 32 ビット キーと 64 ビット キーに分かれています。32 ビット キーの多くは、それに相当する 64 ビット キーと同じ名前で、その逆も同様です。64 ビット版の Windows XP および Windows Server 2003 に含まれている、デフォルトの 64 ビット版のレジストリ エディタでは、次のノードに 32 ビット キーが表示されます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\WOW6432
64 ビット版の Windows でレジストリを表示する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
305097 (http://support.microsoft.com/kb/305097/) 64 ビット バージョンの Windows でシステム レジストリを表示する方法
レジストリ エディタのナビゲーション領域には、フォルダが表示されます。各フォルダは、ローカル コンピュータで定義されているキーを表しています。リモート コンピュータのレジストリにアクセスすると、2 つの定義済みキー (HKEY_USERS と HKEY_LOCAL_MACHINE) だけが表示されます。次の表は、システムにより使用される定義済みキーの一覧です。キー名の最大サイズは、255 文字です。
フォルダ/定義済みキー説明
HKEY_CURRENT_USER 現在ログオンしているユーザーに関する構成情報のルートが格納されます。ユーザーのフォルダ、画面の色、およびコントロール パネルの設定などがこのキーに格納されます。この情報は、ユーザーのプロファイルに関連付けられています。このキーは "HKCU" と省略されることがあります。
HKEY_USERS コンピュータ上に読み込まれた有効なユーザー プロファイルがすべて格納されます。HKEY_CURRENT_USER は、HKEY_USERS のサブキーです。HKEY_USERS は "HKU" と省略されることがあります。
HKEY_LOCAL_MACHINE コンピュータに固有の構成情報が格納されます (この構成は、すべてのユーザーに適用されます)。このキーは "HKLM" と省略されることがあります。
HKEY_CLASSES_ROOT このキーは HKEY_LOCAL_MACHINE\Software のサブキーです。ここには、エクスプローラを使用してファイルを開くときに正しいプログラムを起動するための情報が格納されます。このキーは "HKCR" と省略されることがあります。Windows 2000 以降では、この情報は HKEY_LOCAL_MACHINE キーの下と HKEY_CURRENT_USER キーの下の両方に格納されます。HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Classes キーには、ローカル コンピュータ上のすべてのユーザーに適用可能なデフォルトの設定が格納されます。HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes キーには、デフォルトの設定を無効にして、対話ユーザーだけに適用する設定が格納されます。HKEY_CLASSES_ROOT キーは、これら 2 つのソースからの情報をマージしたレジストリのビューを提供します。HKEY_CLASSES_ROOT は、以前のバージョンの Windows 用に設計されたプログラムに対しても、このマージしたビューを提供します。対話ユーザーに対する設定を変更するには、HKEY_CLASSES_ROOT の下ではなく、HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes の下を変更する必要があります。デフォルトの設定を変更するには、HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Classes の下を変更する必要があります。HKEY_CLASSES_ROOT の下のキーにキーを書き込むと、HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Classes の下に情報が格納されます。HKEY_CLASSES_ROOT の下のキーに値を書き込むときに、HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes の下に既にそのキーが存在している場合は、HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Classes の下ではなく、HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes に情報が格納されます。
HKEY_CURRENT_CONFIG システムの起動時にローカル コンピュータにより使用されるハードウェア プロファイルに関する情報が格納されます。
以下の表は、現在定義済みで、Windows により使用されているデータ型の一覧です。値の名前の最大サイズは、次のとおりです。
? Windows Server 2003 および Windows XP : 16,383 文字
? Windows 2000 : ANSI 文字 260 文字、または Unicode 文字 16,383 文字
? Windows Millennium Edition、Windows 98、Windows 95 : 255 文字
長い値 (2,048 バイトを超える) は、ファイルとして保存し、レジストリ内にそのファイル名を格納する必要があります。これにより、レジストリが効率的に機能します。値の最大サイズは、次のとおりです。
? Windows NT 4.0、Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003 : 使用可能なメモリ
? Windows Millennium Edition、Windows 98、Windows 95 : 16,300 バイト
: キーのすべての値の合計サイズには、64 KB の制限があります。
名前データの種類説明
バイナリ値 REG_BINARY 生のバイナリ データ。ほとんどのハードウェア コンポーネント情報はバイナリ データとして格納され、レジストリ エディタでは 16 進数形式で表示されます。
DWORD 値 REG_DWORD 4 バイト長の数値 (32 ビット整数) で表されるデータ。デバイス ドライバやサービスに関する多くのパラメータはこの型で、レジストリ エディタではバイナリ形式、16 進数、または 10 進数形式で表示されます。関連する値は DWORD_LITTLE_ENDIAN (最下位バイトが最下位アドレス) と REG_DWORD_BIG_ENDIAN (最下位バイトが最上位アドレス) です。
展開可能な文字列値 REG_EXPAND_SZ 可変長のデータ文字列。このデータ型には、プログラムまたはサービスがデータを使用するときに解決される変数が格納されます。
複数行文字列値 REG_MULTI_SZ 複数行の文字列。一覧または複数の値を読むことが可能な形式で格納するための値は、通常この型です。エントリは、スペース、コンマ、または他の記号で区切られます。
文字列値 REG_SZ 固定長のテキスト文字列。
バイナリ値 REG_RESOURCE_LIST ネストされた一連の配列。ハードウェア デバイス ドライバ、またはドライバが制御する物理デバイスの 1 つで使用されるリソースの一覧を格納するように設計されています。このデータは、システムにより検出され、\ResourceMap ツリーに書き込まれます。レジストリ エディタでは、バイナリ値として 16 進数形式で表示されます。
バイナリ値 REG_RESOURCE_REQUIREMENTS_LIST ネストされた一連の配列。ドライバ、またはドライバが制御する物理デバイスの 1 つで使用可能なハードウェア リソースの一覧 (デバイス ドライバ用) を格納するように設計されています。この一覧のサブセットは、システムにより \ResourceMap ツリーに書き込まれます。このデータは、システムにより検出されます。レジストリ エディタでは、バイナリ値として 16 進数形式で表示されます。
バイナリ値 REG_FULL_RESOURCE_DESCRIPTOR ネストされた一連の配列。物理ハードウェア デバイスで使用されるリソースの一覧を格納するように設計されています。このデータは、システムにより検出され、\HardwareDescription ツリーに書き込まれます。レジストリ エディタでは、バイナリ値として 16 進数形式で表示されます。
なし REG_NONE 特定の型を持たないデータ。このデータは、システムまたはアプリケーションによりレジストリに書き込まれ、レジストリ エディタでは、バイナリ値として 16 進数形式で表示されます。
リンク REG_LINK シンボリック リンクの名前を指定する Unicode 文字列。
QWORD 値 REG_QWORD 64 ビット整数の数値で表されるデータ。このデータは、レジストリ エディタではバイナリ値として表示されます。Windows 2000 で初めて導入されました。
レジストリ ハイブはレジストリ内のキー、サブキー、および値のグループで、レジストリ ハイブには、そのデータのバックアップを含むサポート ファイルのセットがあります。HKEY_CURRENT_USER 以外のすべてのハイブに対するサポート ファイルは、Windows NT 4.0、Windows 2000、Windows XP、および Windows Server 2003 上で Systemroot\System32\Config フォルダにあります。HKEY_CURRENT_USER に対するサポート ファイルは、Systemroot\Profiles\Username フォルダにあります。これらのフォルダにあるファイルのファイル名拡張子 (拡張子がないこともあります) は、格納されているデータの種類を示しています。
レジストリ ハイブサポート ファイル
HKEY_LOCAL_MACHINE\SAM Sam、Sam.log、Sam.sav
HKEY_LOCAL_MACHINE\Security Security、Security.log、Security.sav
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software Software、Software.log、Software.sav
HKEY_LOCAL_MACHINE\System System、System.alt、System.log、System.sav
HKEY_CURRENT_CONFIG System、System.alt、System.log、System.sav、Ntuser.dat、Ntuser.dat.log
HKEY_USERS\DEFAULT Default、Default.log、Default.sav
Windows 98 で、レジストリ ファイルは User.dat および System.dat という名前です。Windows Millennium Edition で、レジストリ ファイルは Classes.dat、User.dat、および System.dat という名前です。

: Windows NT、Windows 2000、Windows XP、および Windows Server 2003 のセキュリティ機能により、管理者はレジストリ キーへのアクセスを制御できます。

関連情報

詳細については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/resources/documentation/windows/2000/server/reskit/en-us/default.asp (http://www.microsoft.com/resources/documentation/windows/2000/server/reskit/en-us/default.asp)

http://www.microsoft.com/technet/archive/winntas/tips/winntmag/inreg.mspx (http://www.microsoft.com/technet/archive/winntas/tips/winntmag/inreg.mspx)

この資料は以下の製品について記述したものです。
?Microsoft Windows Server 2003, 64-Bit Datacenter Edition
?Microsoft Windows Server 2003, Enterprise x64 Edition
?Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
?Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
?Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
?Microsoft Windows Server 2003, Web Edition
?Microsoft Windows XP 64 ビット版
?Microsoft Windows XP Home Edition
?Microsoft Windows XP Professional
?Microsoft Windows XP Media Center Edition 2002
?Microsoft Windows XP Tablet PC Edition
?Microsoft Windows 2000 Server
?Microsoft Windows 2000 Advanced Server
?Microsoft Windows 2000 Professional
?Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
?Microsoft Windows NT Server 4.0 Standard Edition
?Microsoft Windows NT Server 4.0 Enterprise Edition
?Microsoft Windows NT Workstation 4.0 Developer Edition
?Microsoft Windows Millennium Edition
?Microsoft Windows 98 Second Edition
?Microsoft Windows 98 Standard Edition
?Microsoft Windows 95
?Microsoft Windows Small Business Server 2003 Premium Edition
?Microsoft Windows Small Business Server 2003 Standard Edition
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